大井恒行の日日彼是
-BLOG俳句新空間-Annex
2019年10月3日木曜日
佐孝石画「遠雷や水脈の果てとしてわたくし」(「現代俳句」10月号より)・・
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「現代俳句」10月号(現代俳句協会)は、第39回現代俳句評論賞と兜太という冠名を加わえ、応募句数も50句に増やしての第37回兜太現代俳句新人賞の掲載である。それぞれの選考経過をみると興味深い。評論賞の受賞作は,他の候補作を圧倒的に凌いで、武良竜彦「桜(しゃくら)の花の美...
2019年9月30日月曜日
猫翁「異界への閂とばす野分かな」(第150回「豈」東京句会)・・
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昨日、「豈」句会としては恒例の隔月最終土曜日ではなく、いつもとは違う曜日、29日(日)の第150回「豈」東京句会(於:白金台いきいきプラザ)だった。いつもは点がばらけるのだが、珍しく、ブログタイトルにした句が、参加者13名の過半数を制しての最高点句になった。以下に一人一...
2019年9月26日木曜日
松林尚志「亡羊を追ひきし荒野月赤し」(『山法師』)・・
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松林尚志第三句集『山法師』(ふらんす堂)、著者には、『古典と正統』から始まって多くの評論集があるが、それに比すると句集は少なく、今回が第三句集で、ある意味で待たれていた句集であろう。そのあたりを、「あとがき」に、 私は詩を読むことから俳句に入っており、無季を容認...
2019年9月23日月曜日
高岡修「蜂の眼よ死せば涙の乾きし眼」(『剥製師』)・・
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高岡修第7句集『剥製師』(深夜叢書社)、帯の惹句には、 〈原爆〉と〈東日本大震災〉は、私たちにとって実存にかかわる痛切な問題である。高岡俳句の〈白虹の包帯で巻く原爆ドーム〉や〈みちのくに指紋まみれの空がある〉などは、『史記』に出てくる「白虹、日を貫けり」の奇跡的...
2019年9月22日日曜日
武藤幹「秋風の冷(れい)より冷(ひ)えし言葉かな」(第8回「ことごと句会」)・・
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二次会「天狗」にて・・↑ 昨日、9月21日(土)は、第8回ことごと句会(於:ルノアール新宿区役所横店)だった。攝津幸彦健在のころの「豈」歌舞伎町句会は、この店で行われていた。当時は、店に行きつくまでの通り道に客引きがいたり、覗き部屋があったり、句会に参加...
2019年9月19日木曜日
武馬久仁裕「雪だるま武馬久仁裕によくにてる」(『健一&久仁裕の目からうろこの俳句授業』)・・
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中村健一・武馬久仁裕著『健一&久仁裕の目からうろこの俳句授業』(黎明書房)、表紙の惹句に、 日本一のお笑い教師・中村健一と気鋭の俳人・武馬久仁裕がコラボ! 目からうろこの面白授業、子どもの俳句の読み方など満載。 新鮮な気分に包まれる一冊。 子どもも先...
2019年9月18日水曜日
加藤知子「桜はなびら塩漬けにしてきた心臓」(「We」第8号)・・
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短歌俳句誌「We」第8号(We社)の巻頭評論は加藤知子「『けものの苗』考ードッペルゲンガーを中心として」は竹岡一郎の第三句集『けものの苗』論である。さらに竹岡一郎の20句の作品が掲載され、さしずめ竹岡一郎の特集のような感じさえする。 大獄の灯や豊年を招く聲 ...
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