「波」(新潮社)8月号の堀本裕樹VS穂村弘の「俳句と短歌の待ち合わせ」が今月で第12回になる。
愚生の楽しみのひとつだ。
愚生の記憶だと始まった時には、確か2か月に一度の掲載だった。最近は毎月載っているようである。
この雑誌にはほかにも楽しみな連載がある。
嵐山光三郎「芭蕉という修羅」、森まゆみ「子規の音」もそうだ。時には池上彰「超訳 日本国憲法」も読む。
どうしても、俳句関係の方に興味が行ってしまうのは、愚か?な癖かも知れない。
この企画には、出題者の「題」にそれぞれ、短歌と俳句とエッセイが載る。
今月のお題は「謀反」(出題者は北村薫、64歳 男性・作家)。
堀本裕樹「
炎天の校区飛び出す謀反かな」。
穂村弘「
どろどろのバナナの皮を抱きしめて猿が謀反の夢をみている」
それぞれの作家の特徴が出ているが、堀本祐樹は、お題に関わらず、出身の和歌山・熊野に関するエッセイが多くなる傾向にある。
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