大井恒行の日日彼是
-BLOG俳句新空間-Annex
2014年10月8日水曜日
寺山修司「月蝕待つみずから遺失物となり」・・・
今夜は皆既月蝕、十分に堪能したが、月が再び輝きを取り戻すころから雲に覆われてしまった。
近くの農工大まで,散歩をかねて月蝕を観に行った。
畑に囲まれ、街灯もなく、暗さも手伝って月はよく見える。学生や中には親子でシートを敷いて楽しんでいた。上の写真は月蝕下の農工大のトウモロコシ畑である。
さすがにじっとしていると夜の冷えが身にしみてきた。
汽車と女ゆきて月蝕はじまりぬ
西東三鬼
月蝕や少年少女ちちあわす
堀井春一郎
月蝕の謀るしづかさや椎若葉
石田波郷
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