2015年7月8日水曜日

橋本照嵩写真展「子守り唄のふるさと」・・・などなど・・


                橋本照嵩氏↑

1970年代のモノクロームの、まだ、地方にふるさとらしさが残っていたいた頃の写真展である。
木曾の馬や赤ん坊を背負った子どもの写真が胸をうつ。ギャラリーは「ZEN FOTO GALLERY」(六本木駅すぐのピラミテビル2F、~7月25日まで)。
在廊中の橋本照嵩に久しぶりにあった。愚生よりほぼ10年ほどは年上の写真家で、写真集『瞽女』や、とりわけ愚生には『小野十三郎写真集』が懐かしい。かつて朝日グラフの俳句特集の写真では、齋藤愼爾とのコンビで多くの俳人を撮った人でもある。9月には、故郷の石巻で、ちあきなおみのカセットコンサートを開催すると言っていた。




ここ数日、愚生にしてはけっこう出かけた。順番に記すと、この人もまた十数年ぶりにお会いするシャンソン歌手・竹内弘道。亡くなられた母上の介護をきっかけに、その道では、そうとうに活動をされているようで、かつての便りには、介護についての相談事があれば、いつでものるよ・・と言っていただいていた。
その人のひとり舞台「Casablanca 逃げる人」(中目黒GTプラザ)。映画「カサブランカ」(原作は「みんなリックの店にやってくる」)とシャンソンでたどるヨーッロパ大戦渦中の人々の物語である。





そして、昨夜は、俳句四季「七夕まつり」での俳句四季大賞・渡辺誠一郎『地祇』、特別賞・大牧広『正眼』、新人賞・宇志やまと、奨励賞・根木夏実などの懇親会に出席した。

    影の数人より多し敗戦忌           渡辺誠一郎
    正眼を通す梟には勝てず           大牧 広
    点描のやがて一面花の塵          宇志やまと
    すがれ虫月光の味知っている        根木夏実



                   フウセンカズラ↑

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