河口聖(左)と澤好摩↑
河口聖は1947年、鳥取県生まれ。2000年よりフレスコ技法によるキャンパスへの定着を試みて以後のRecollectionシリーズ。絵肌には各地で採取した砂や土が使われている。
1972年、村松画廊にはじまり、日仏学院ギャラリー、ドイツ文化会館ギャラリー、Ssangriギャラリー(韓国)など80個展を開催するなど国際美術展にも多数参加出品してると案内にあった。
俳人とのかかわりでいうと、学生時代、バイト先の歌舞伎町・喫茶店王城で、ひそかに大本義幸にサンドイッチを作ってもらい空腹を満たしていたらしい。以後、攝津幸彦との「黄金海岸」の表紙絵や坪内稔典「現代俳句」、また、「豈」の復刻/回想特集版の表紙、最近では坪内稔典コレクション、あるいは澤好摩の「円錐」や書肆麒麟の句集の装丁なども手掛けている。
一時期は麻里伊の「や」で俳句も作っていた時期がある。
外は春にしては冷たい強い風が吹き、北海道では吹雪くという荒れ模様の天気だった。
一句献上!
河口より聖なる月を生み出す精 恒行
0 件のコメント:
コメントを投稿