有賀眞澄『風のはふり』(虹蜺社)、同封されていたのは、以下に紹介する個展案内である。興味をお持ちの方は、お立寄りあれ(本日より10日間開催)。愚生は、申し訳ないが、諸般の事情あって、蟄居の身なれば、はるかに成功を祈っている。
有賀眞澄¨古希颪 愛密集¨
EXHIBTION
あすみまかる拠ってひと夜さひとよ霧
2020.12.3.Thu→12.13.Sun(open)13:00→20:00
ART SPACE ZONE
1510064 渋谷区上原2-47-18 3F
TE:03-5790-8388
Access 小田急線・地下鉄「代々木上原駅」下車南口より徒歩4分
ともあれ、A3を畳み込んだ豆本風句画集『風のはふり』より、以下に幾つか句を紹介しておこう。
風花や寝首むくろをふと思ふ 眞澄
雪迎へ漢は号泣しかできぬ
骨酒や死後まで続く回し飲み
雪眼して蕊にやさしいメス捌き
ひとりでにひとり死にます春の土手
まくなぎやここやあそこがまへうしろ
のりしろやてくてく霧の桟橋へ
鈴木純一「びんぼうもへくそも来たれ冬日和」↑
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