1986年4月20日↑
“A Dictionary of Euphemisms“読了。雑益あり。昨夜のパーティ、胃に疲れ。
厩橋城址にサーカスひらく夢。身体不調のとき見た幼時の夢、復活する。宙より多色の綱あまた。
皆帰る朝にオノコロ島を生む 阿部鬼九男
*『黄山房日乗』へ35年後の剽窃譚・・・
4月20日(火)・・・晴
“A Dictionary of Euphemisms“ (Oxford University Press)、ペーパーバックであるが、愚生は、日本語はおろか、外国語などはからきしダメな部類だが、阿部鬼九男は原書で読んでいる。
厩橋城(まやばしじょう)は、鬼九男の故郷の近くの前橋城(まえばしじょう)のこと。子どもの頃、その城跡でサーカスの興行があり、見に行ったのだろう。
句のオノコロ島は、イザナギ、イザナミが引き上げたアマノヌボコの矛先から落ちる潮の凝ってできた島。すなわち我が国生みの神話。
滴りのアマノヌホコや海月なす 大井恒行
撮影・鈴木純一「無間から浮き上がるとよ山ざくら」↑
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