今日、9月19日は獺祭忌、正岡子規の忌日である。糸瓜忌ともいう。明治35(1902)年9月19日に36歳で亡くなった。
同病の集(よ)
りてわらへる子規忌かな 石田波郷
短歌・俳句の革新者ということでもおなじみだが、ベースボールに「野球」という名訳を与えたとも言われている。本名が「升(のぼる)」で「野球(のぼーる)」という符号も一致する。
子規は一高時代には野球を普及させるべくピッチャーもつとめた。
雨(アメ)にかかる「ひさかた」の枕詞を援用して「
久方のアメリカ人のはじめにし、ベースボールは見れど飽かぬも」とも詠んでいる。
そういえば、昨日(18日)は、子規の知遇を得た日本派俳壇の重鎮・石井露月の忌日で(享年58)、こちらは子規の糸瓜忌ならぬ南瓜忌。南瓜道人と称した。
アケビ↑
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