2015年5月25日月曜日

首くくり栲象(たくぞう)「5月の庭」・・・・





昨夜は久しぶりに首くくり栲象の「庭劇場」にでかけた。木戸銭は1000円。雨天決行だが、雨の予報はなくなって天気はまあまあ、空には三日月があった。
それでも、野外は冷える。持参したウインドブレーカーが役に立った。
観客は愚生を含めて8人(内外国人2名)だった。アクションは一時間弱で終わったが、恒例の手作りの焼きそばに焼酎が出て、みんなで語る。といっても首くくりが中心。観客はいつ行っても若い人がほとんどだが、今回は愚生より上の72歳の元気な人が居た。
庭劇場は国立の彼の自宅。鬱蒼と木々や草に覆われている。
今は十薬、合歓の木の葉は閉じていた。紫陽花、山吹、棕櫚、無花果、そして首輪のぶら下がった乙女椿の木。
首くくりの記憶によると愚生が前に来たのは2年半くらい前だそうだ(庭劇場は毎月月末あたり三日間くらいの公演、よく覚えているものだ)。
公演が終るとどこからか、気配の全くなかったカメラマン氏が現われた。昨年あたりから首くくりのドキュメントを撮影しているらしく、映画監督をされているとのことっだ。紹介されたのだが名前は失念した(昨年公開された映画は、たしか「みずち」と言っていた)。
帰りに、先日、小豆島に約十日の巡礼の旅をしてきたと言う首くくりから、オリーブ油を土産にもらった。




首くくりの案内のメールには、以下のように書かれていた。

頬に指を当てると砂がこぼれた わたしは海を見ている 知らぬ間に飛砂が貼りついていたのです 海は広い 茶色の子犬をつれた少女が波打ち際へ一気にかけ降り提げた白い手提げから白い球を取りだし汀に放った 

ワタシハ魂ノ存在ヲ承知シテイル マズ天ガ宿ッタヨウニ胎内デ心臓ノ鼓動ガ宿リ カラダノ隅々ニ雨ノヨウニ光ノヨウニ雪ノヨウニ降リ注ギ 魂ノ種トナッタ 脳ハソノアトデ…

午後も傾きわたしは浜辺を離れローカル線に乗りました 遠望は霞んで 霞んだその色しか見えません しかし西陽が輝きだすと車窓いっぱい蒼き色の山系が忽然と現れてきました


今夜と明日は午後8時開演。



                ジャガイモ↑

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