2015年6月22日月曜日

山内将史「山猫郵便」が終刊する・・・



山内将史「山猫郵便」の創刊号はいつぞや触れたことがあるが、「季刊俳句誌 山猫」と銘うたれていた。1990年夏、1990・4・27の署名のみである。途中は「山猫通信」ともあったが、愚生のなかでは、さしたる区別はなく「山猫郵便」も「山猫通信」だった。当初の形はハガキではなく、ホッチキスでとじられたA5判のコピー用紙であった。
終刊号は「247号/2015年6月20日」とのみで、大げさなものではない。
ともあれ、山内将史の通信は約25年間続けられたことになる。
最期は現「京大俳句」の中島夜汽車『銀幕』から「遠花火あれは怪かし鳥船か」の句と、山内将史「遠花火あれは海鳴りなんだらう」(山猫通信79号)の、いわゆる類想についてふれた内容であった。
その号の日付は2000年11月16日、山内将史の尊父の死に触れた内容だったという。





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