2018年3月31日土曜日
小町圭「つくしんぼ黒い車列が過ぎた後」(第141回「豈」東京句会」)・・
本日は、奇数月最終土曜日に行われる「豈」第141回東京句会(於:白金台いきいきプラザ)だった。年令を重ねるといろいろなことが起きてくるのはやむを得ないが、せめて何事もなく元気で暮らしてほしいのである。参加者は少なかったがそれなりに充実した会であった。以下に一人一句を挙げておこう。
さよならの端っこてんとう虫がきた 小町 圭
ポケットのポって春の携帯電話 吉田香津代
臍切れず猫の子この世省きけり 猫 翁
砂時計狂う春光を浴びている 小湊こぎく
春の残忍さ記憶は膨張す 川名つぎお
さくらさくら死は華やいで通りすぎ 羽村美和子
いくたびの魂(たま)おくらなん花の春 大井恒行
次回、5月26日(土)第142回「豈」句会は、都合により、場所を、府中市民活動センタープラッツ6階第4会議室(京王線府中駅南口直結)に移して行う。
★閑話休題・・・
愚生が府中市シルバー人材センターの派遣業務で勤務していた府中グリーンプラザが本日をもって37年間の事業に終始を打って閉館した。会議室、地下の音楽室などは、文字通り、府中駅南口に新しく建設されたラ・シーニュというビルの5・6階に移行し、愚生の勤務場所も4月からは地下2Fの芸術劇場分館音楽室勤務(夜勤)のみになる。おもえば、勤務中の会議室鍵の貸し出しで、府中市俳句連盟、春耕、狩、カリヨン、汀、秋、そして地元の幾つかの俳句会や、短歌、文学研究会の人達ともお会いした。愚生の勤務した約3年半、色々お世話になりました。有難うござました。
5月の「豈」の句会はその移行したビル(シーニュ)の6階、府中市市民活動センタープラッツの会議室で行う。もちろん、7月以後は元通りの白金台いきいきプラザで行うことになっている。
撮影・葛城綾呂 レンギョウ↑
0 件のコメント:
コメントを投稿