昨日の15日(月)通夜、今日、16日(火)午前は、府中市府中の森市民聖苑で、家族親戚のみの告別式を行わせていただきました。愚生がコロナ宿泊療養満期退所までは延命できず、俳号・救仁郷(くにごう)由美子は、10日死去(享年72)、留守の愚生に代って、葬儀に関することは娘と息子が、すべての采配をしてくれました。お陰で愚生は、思わず楽をさせてもらいました。
宿泊療養満期出所行き暮れて死化粧に 恒行
無宗教でこれといった式もない通夜でしたが、思いがけず多くの方々に来ていただき、まことにありがとうございました。慎んで御礼申し上げます。
そして、自宅療養中に、ほぼ毎日、絵葉書に言葉を添えて下さった山田千里句集『ミルク飲み人形』に由美子がラインで返信した句?に、
そして、七月ミルク飲み人形に私もなりました 由美子
とありました。愚生が留守にした最後の末期の介護は、相当に大変だったようですが、余命が解っての数カ月は従容としておりました。本人の希望通り、自宅で皆に囲まれて、幸せな最期だったと思います。愚生との死に目にはビデオコール、よりによって、愚生の携帯の調子はイマイチ良くなかったのですが、愚生の声で微笑んで逝ったと聞きました。皆さま、本当に有難うございました。合掌。
未だ、実感のない愚生ですが、やはり、残された者は生きねばなりません。誰もが、そこに行かなければならないとすれば、これも人生・・というヤツでしょう。思えば、長ったようで短い人生。愚生も、残された月日を精一杯生きていこうと思います。皆さまも、お身体大切にご自愛下さい。
今朝の府中市市民の森聖苑↑
鈴木純一「良き娘善き婿好き孫さるすべり放蕩亭主ちょうどよろしい」
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