大井恒行の日日彼是

-BLOG俳句新空間-Annex

2017年12月2日土曜日

西躰かずよし「アト少シ生キタイ雨ヲ受ケル」(『窓の海光』)・・

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 西躰かずよし『海の海光』(鬣の会・風の冠文庫22、500部限定、税込1000円)、解説で林桂は、以下のように結んでいる。    〈西躰かずよし〉は、短律の「境涯性」を擬きながら、その一方で、短律句の内部構造をハイブリッド化しようとしているのだろう。ここには少なくとも...
2017年12月1日金曜日

芦田麻衣子「のけぞって神の舌出す赤ん坊」(『言ノ葉の舞』)・・・

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 上賀茂神社奉納小丸屋扇子展『言ノ葉の舞』(六曜社)、上賀茂神社を舞台に、現代の詩歌を京扇子に装飾して展示した「言ノ葉の舞」展。その文芸扇子の制作を手掛けたのは、創業392年の京都の老舗・小丸屋住井とあった。その「言ノ葉の舞」展には、約110名による、詩、短歌・俳句・川柳...
2017年11月29日水曜日

安西篤「せりなずなごぎょうはこべら被曝せり」(『素秋』)・・

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安西篤第4句集『素秋』(東京四季出版)、著者「あとがき」には、   今回句集の題名を『素秋』としたのは、あるがままの秋という線にまで思いをひそめたいということである。  老子のいう「人は地に法 (のつと) り、地は天に法 (のつと) り、天は道に法 (のつと) る」...
2017年11月28日火曜日

上田五千石「もガリ笛風の又三郎やあーい」(『上田五千石私論』より)・・

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   松尾隆信『上田五千石私論』(東京四季出版)。本書の多くは「松の花」誌上に「眼前直覚の推移ー五千石俳句に見る」として連載されたものという。また、五千石では世上評価の高かった、    第一句集『田園』ではなく、第二句集『森林』についての考察からはじめていることに違和...
2017年11月27日月曜日

佐藤映二「雪渓や急湍に風生れやまず」(『葛根湯』)・・

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 佐藤映二第3句集『葛根湯』(現代俳句協会)、著者「あとがき」に、   私の人生を振り返るとき、十代後半の宮沢賢治と音楽への目覚めが私の青春時代を形づくり、その後に出会った俳句の道を歩むにあたり、大きな支えとなりました。 とあるように、集中に宮沢賢治に関することや...
2017年11月25日土曜日

渕上信子「紅葉かつ散るたとへば君がさうだ」(「豈」第139回忘年句会)・・

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 毎年、11月の句会は一足早い恒例の「豈」忘年句会である。いつもは都心で開催しているのだが、本年に限り、第169回「豈」忘年句会は、府中グリーンプラザ地下1F集会室で行われた。しかも「豈」60号は出来上がったばかりで、参加者の皆さんには一冊ずつお渡しすることができて、ほっ...
2017年11月23日木曜日

有賀真澄「よもや君虹の転写に手を染めて」(「TARUHO」)・・・

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有賀真澄↑ 菊地拓史↑             稲垣足穂↑  有賀真澄から案内をいただいた「TARUHO-稲垣足穂の愛した小宇宙(コスモ)とエロス」展(於:スパンアートギャラリ―・銀座2-2-18)11月18日(土)~11月28日(火)1...
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