大井恒行の日日彼是

-BLOG俳句新空間-Annex

2020年8月3日月曜日

今井聖「陶片も骨片も白夏の浜」(「街」NO.144)・・

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 「街」NO.144(街発行所)、今井聖は、色々考えてくれていて、なかなか面白い。本号の「作ってみようシリーズ⑤」は「波多野爽波を作ってみよう!」である。愚生も昔、ある句会で、蕪村風を真似て俳句を作るということをやったことがあるが、いわば、遊びとしての面白さだった。今井...
2020年8月2日日曜日

朝吹粋酔「長考の果てなる一手飛蝗跳ぶ」(「マーゴⅡ」)・・」

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「マーゴⅡ〈MargoⅡ〉」(新宿句会)、「あとがき」の中に、 (前略) 本句集のタイトル『マーゴ』(Margo)はソノコさんの「孫を慈しむような心で、また次世代に希望を託したい」との趣旨によるネーミングである。Margoには「緑」という意味があり、「俳縁」や「酒縁...
2020年8月1日土曜日

伊藤敬子「徒歩ゆくや千艸の風に裾吹かれ」(『千艸』)・・

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 伊藤敬子第18句集にして遺句集『千艸(ちぐさ)』(角川書店)、「著者は令和二年六月五日、逝去されました」(編集部)とあった。著者「あとがき」もすべて整っていたらしく、伊藤敬子の訃を知らなければ、遺句集とは思わなかっただろう。昭和10年生まれ、とある。享年85。その「あ...
2020年7月30日木曜日

久光時子「杖ついた長い影わたしをつれてゆく」(『男という孤島』より)・・・

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 久光良一第4句集『男という孤島』(文學の森)、ブログタイトルにした句の作者・久光時子は本年3月に亡くなった久光良一の妻・時子の作品である。本集の巻尾に一章を設けて「姑の笑顔」の題で句が収められている。そのいくつかを、まず挙げておきたい。    お鼻いくつときけばお...
2020年7月29日水曜日

杦森松一「懐かしき筆入れの中に友の名」(「府中市生涯学習センター・俳句入門講座」)・・

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 本日、7月29日(水)午後2時~4時は、愚生の府中市生涯学習センター・俳句入門講座の3回目であった。前回に出した宿題は、各自3句「 季語を入れないで、俳句を作ってみよう! 」、さすがに作りにくいだろうからと、参加者にキーワードを出してもらっていた。そのキーワードは「コロ...
2020年7月28日火曜日

こしのゆみこ「姉よりも先に来ていて青き踏む」(「豆の木」NO.24)・・

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 「豆の木」NO.24 (豆の木)、連載評論は片岡秀樹「言霊と戦争 巻之参/¨もののふ¨藤原定家&¨海人族(あまぞく)紀貫之編」、緻密にして、粘りのある論ながら、愚生にとっては、いささか難解である。しかし、愚生の読解力の未熟で、片岡秀樹の責任ではない。今号の結論は、 ...
2020年7月26日日曜日

浪江啓子「国後へくぐらん秋の虹の門」〔『旅の靴』)・・

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 浪江啓子第一句集『旅の靴』(朔出版)、著者「あとがき」に、   ここにまとめた句は「風」に参加していた十三年間の作である。沢木先生の選を得て掲載された五〇〇余句をもとに、三七八句を選んだ。 この時期はまた、東京とモスクワを交互に居住する期間に重なった。住んでいた...
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