大井恒行の日日彼是

-BLOG俳句新空間-Annex

2015年1月31日土曜日

福田葉子「初蝶のかの一頭はダリの髭」(豈句会)・・・

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今日は、隔月の「豈」171回の東京句会。愚生の住む多摩ではまだ昨日の雪が道路に残り、 夜、その雪は、日陰の道で凍てついていた。 以下に当日の一人一句を記す。     初蝶のかの一頭はダリの髭          福田葉子     感覚を束ね目覚める雪の音     ...
2015年1月30日金曜日

「射ち来たる弾道見えずとも低し」三橋敏雄・・・7

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「風」第七号↑ 「風」は第7号で終刊する(昭和13年4月20日発行)。そのまま「廣場」に移行、創刊される。その終刊号に三橋敏雄は「戦争」57句を一挙発表する。同号には渡邊白泉の高名な句、「 銃後と言ふ不思議な街を岡で見た」「遠い馬僕見て嘶(な)いた僕も泣いた」「海坊主綿屋...
2015年1月29日木曜日

「驛寒し機関車の汽罐見ゆれど噴かず」敏雄・・・6

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                                             [                                              「風」第6号↑ 「風」第六号は第五号より予定より四か月遅れて、翌昭和13年3月1日発行...
2015年1月28日水曜日

「汝が額に花火の音はながからぬ」三橋敏雄・・・・5

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                                                 「風」5号↑ 「風」五号(昭和12年10月1日・一冊20銭、送料3銭)に、三橋敏雄は、「煙突林」の題のもと、10句を発表し、「愚昧の言」と題したエッセイを発表している。 ...
2015年1月27日火曜日

「諸君は俳人の為に句を作ることを止し給へ」(窓秋)・・・・4

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前回に引き続いて「風」のことに触れておこう(表紙・カットは小澤青柚子)。 「風」は三号で早くも「七月号が抜けた」(編集後記)。従って奥付によると「風」三号の発行日は昭和12年8月1日。編集・発行者も谷澤芳太郎に変わっている。新同人に高屋窓秋と阿部青蛙を迎え、窓秋...
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「真の芸術はやがて真の自由主義に胚胎する」・・・3

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タイトルの言葉は「風」創刊号(昭和12年5月1日・風発行所)の創刊の辞の一節だ。戦前発行の「風」である(創刊・昭和21年5月、石川県金沢から澤木欣一編集発行の誌とは別の誌)。 最後の結びを以下に記す。   大志細心、昭和俳句確立のためにはわれらはただ邁進の一途あるの...
2015年1月22日木曜日

眞鍋呉夫「子の畏怖(おそれ)ランプに風が唄ふなり」・・・

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「石神井書林目録」95号(2015-1)は真鍋呉夫所蔵本だっただろう島尾敏雄、檀一雄、庄野潤三などの献呈署名入り本が多数掲載されている。それらのなかに真鍋呉夫句集『花火』(こおろ発行所・限定百部・非売品 昭16 毛筆句入り)がある。そして掲出の「 子の畏怖(おそれ)ランプ...
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