2023年1月2日月曜日

重富蒼子「蹴飛ばした夢が靴底に張り付いていた」(第5回口語俳句作品大賞)・・

 

 第5回口語俳句作品大賞(主催・口語俳句振興会、後援・文學の森)の発表が、「原点」NO.11(口語俳句振興会会報、2022・12・26)で行われている。作品大賞に重富蒼子「蹴飛ばした夢」、奨励賞に小林万年青「起点」、久光良一「月の輪郭」、瀬戸優理子「もやしのひげ」が受賞している。選考委員は、秋尾敏・田中陽・前田弘・谷口慎也・安西篤・長井寛・植田次男・金澤ひろあき・飯田史郎・萩山栄一・岸本マチ子・大井恒行の12名。以下に各賞の一人一句を挙げておこう。


  隠し事があるから湖は輝いている      重富蒼子

  虚構を綺麗に絞りだされたマヨネーズ   小林万年青

  叱る人がもういないから自分で叱る     久光良一

  だとしてもひとりを選ぶ実むらさき    瀬戸優理子


 他に、入賞はならなかったが、愚生が二位に推した摂津華氏「にせもの」と五位に推した小枝恵美子「星の話」の各一句を以下に紹介しておこう。


  ぞろぞろと諸手 万歳も降参も     摂津華氏

  蝶ふたつ糸のからまる気配して    小枝恵美子



★閑話休題・・第5回口語俳句作品大賞顕彰/記念(誌上)俳句大会 作品募集案内・・


◆作品募集要領◆

・未発表作品 3句

・出句料 1000円(作品に同封、または郵便振替00870-8-11023 口語俳句協会(口座名にて)

   ・出句は用紙に、3句と住所・氏名・電話・所属誌があれば所属誌を記す。

・選者 大会選考委員と同じ

・投句先 422-8013 静岡市駿河区馬渕2-1-10-703 萩山栄一方

              口語俳句振興会事務局 電話FAX 054-281-3388

・投句締切  2023年1月20日(金)

・誌上講演 「”世界”へ向かう俳句」 木村聡雄(日本大学教授)

      「俳句に何が可能か」  大井恒行(「豈」同人)

・応募作品の内2句は誌上掲載されます。

・大会の模様は講演ほか「原点」NO,12に特集します。

              主催 口語俳句振興会 / 後援 現代俳句協会



          芽夢野うのき「ひのもとの元旦日和愛日和」↑

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