2017年5月7日日曜日

山本つぼみ「依知といふ沃野はろけし夕焼雲」(句碑除幕式・阿夫利嶺20周年祝賀会)・・


           山本つぼみ「阿夫利嶺」主宰・句碑↑


                      八幡城太郎句碑↑            

本日、町田市にある方運山・青柳寺において、山本つぼみ「阿夫利嶺」主宰の句碑除幕式と創刊20周年祝賀会がホテルラポール千寿閣に於て行われた。
山本つぼみの師は八幡城太郎、城太郎は青柳寺の住職(神部宣要)でもあり、「青芝」を創刊し、日野草城に師事した。また、青柳寺には城太郎と交流のあった文人たちの碑、墓がかなりある。山本つぼみ句碑は、その師・八幡城太郎(日翁)の句碑「くわんのんの慈眼無量の秋の風」と径をはさんで建立された。師弟句碑だ。

  依知といふ沃野はるけし夕焼雲  山本つぼみ

依知(えち)は山本つぼみの生地の名であるが、いまはその地名が失われている、という。
除幕式の時間までに境内にある句碑、墓地には石川桂郎句碑「昼蛙どの畦のどこ曲らうか」・墓と並んで真鍋呉夫と父真鍋天門の墓があった。

                                                        石川桂郎句碑↑
                                    
                                        真鍋天門・呉夫(点魚)と右は石川家(桂郎)墓↑

 午後からの20周年祝賀会では、宴たけなわの頃、突然一言をもとめられたので、打座即刻、駄句ながら、とにかく晴れ女と言われているらしいので、以下の句を山本つぼみに捧げた。

  阿夫利嶺の山のもとにて晴れたるつぼみ  恒行


そして寺の入口近くには武相困民党発祥の地の碑↓があった。



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