2019年8月12日月曜日

大井恒行「あかつき闇より流れて唄や八月や」(第7回「ひらく会」)・・



 本日は、第7回「ひらく会」(於:府中市プラッツ会議室)だったが、愚生は、休みが取れず、夜の勤務が入り、中座をすることになり、恐縮・・。ともあれ、一人一句を以下に挙げておきたい。

  青柘榴けふは原爆投下の日     渡辺信明
  
  落ちてゆく
  砂の千年
  イオの須臾            鈴木純一

  綿雲よ触れては水面飛ぶ蜻蛉  救仁郷由美子
  夏痩せと笑った友の一周忌    武藤 幹
  あぶら蟬夜うつくしく鳴きにけり  猫 翁
  朝雫響裏木戸声すずし     中西ひろ美
  双眸へ飛沫の一滴滝見の亭    大熊秀夫
  夾竹桃白昼に白さえわたり    成沢洋子
  雨の風の陽の緑にぞ目読す    大井恒行



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