本日は、第198回「遊句会」(於:たい乃家)だった。兼題は「虎落笛」「鷦鷯(三十三才)」「日記買う」。空模様は時雨気味だった。以下に一人一句を挙げておこう。
虎落笛別れ話もまぎれけり 石原友夫
年毎に増える余白や日記買う 川島紘一
日記買ふ亡父(おやじ)のペリカン似た癖字 橋本 明
遺言の上書きせんと日記買う 石川耕治
被災地に残る瓦礫や虎落笛 武藤 幹
停電の闇の底から虎落笛 渡辺 保
終電のスマホの中のミソサザイ 植松隆一郎
虎落笛忍者が来たと耳澄まし 中山よしこ
日記買うせめて埋めなむ松の内 山田浩明
三十三才(みそさざい)泣く夏目雅子逝って三十三年 村上直樹
半鐘の村の夕日やみそさざい 大井恒行
★番外欠席投句・・・・・
日記買う表紙明るい色にする 春風亭昇吉
強がりも年季が入る虎落笛 原島なほみ
君の声もう聞けぬ通夜虎落笛 林 桂子
☆閑話休題・・・「世界一小ちゃい!ミニ絵画展」(於:ギャラリー八重洲・東京)《12月16日~22日》・・
「遊句会」の会場は、東京八重洲地下街にあるたい乃家。そこに行く途中に、ギャラ―八重洲・東京がある。確か先日、藤田三保子(山頭女)が、何かするようなことを、Facebookに書いていたな・・と思い。ちょっと寄った。たくさんの方々が出品されていたが、愚生は、手ごろな値段(500円)で藤田三保子(山頭女)の缶バッジ(上掲写真)をお土産に買った。
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