本日、8月5日(水)は、府中市生涯学習センター「俳句入門講座」の第4回目だった。実は、今回が最終回なので、お別れに句会をした。当季雑詠で・・・。愚生にとっても、これまで4回だけの講座だったが、なかなか有意義なものであった。一期一会というが、この講座をきっかけに何人かの方で、句会の継続の案も出されて、有り難いことだった。
が、愚生のプライベートな問題と新型コロナ禍により、当面は何もせずに、種々の状況が好転したときには、府中市で開催することを約して失礼した。皆さん、色々ありがとうございました。ともあれ、以下に一人一句を挙げておきたい。
追ひ掛けて流しそうめん赤い糸 杉森松一
朝がゆの新茶の香り奈良ホテル 藤貫雅久
病葉を透かしてみればレース模様 井上芳子
蝉取りの社の杜へ一散に 壬生みつ子
百年目地上に出でし冨士の滝 井上治男
サングラス寂しき青のこちら側 渡辺信子
水引草牛乳瓶に凛(りん)
と立ち 吉岡美和子
景気風飛ばせコロナも水うちわ 沖野江光
鳶の舞う静かなりけり夏の岸 大井恒行
芽夢野うのき「空蝉をつつき記憶の向こう側」↑
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