2021年6月17日木曜日

杦森松一「ビアグラスエンジェルリング数えけり」(府中市生涯学習センター「現代俳句入門講座」)・・・ 


  本日は、数回の白雨に見舞われながら、行きも帰りも降られずに済んだ。本日は、前回に兼題として「笛」「ビール」が出されていたが、「笛」の題には、もう一つ「無季」で作るというハードルも課されいた。逆説的にいうと、有季定型こそが、自由に俳句を作れるという実体験のようなものかもしれない。皆さんの句作りは、二回目なれど、様々に工夫されていてあなどれない。ともあれ、以下に一人一句を挙げておきたい。ブログタイトルにした杦森松一「ビアグラスエンジェルリング数えけり」が最高点句であった。

 次回は、6月24日(木)、当季雑詠の2句を持ち寄ることになっている。


   笛の音や公達の影草騒ぐ          濱 筆治

   人恋ふる口笛草笛ふるさとの山      久保田和代

   笛の音におどけて踊る孫(こ)がかわい   吉永敏子

   とりあえずビールと言ってみたい夜     井上芳子

   地ビールを揃へて父の七回忌        高野芳一

   口笛や口紅色の鮮やかさ          杦森松一

   あと少し競り合う勝敗笛の音       大庭久美子

   山登り清(さや)けき音色の笛を聞く    野田美絵

   隔離席ビール無き世のノンビール      井上治男

   ひと仕事終わりしあとのビール、旨っ    清水正之

   天に笛地にあふれたる嘆きあり       大井恒行



     撮影・芽夢野うのき「一重八重くちなしといふ神の花」↑  

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