昨日は、隔月開催の「豈」124回東京句会だった。
いつもより参加者が少なかったが、それはそれなりに充実した句会となった。
無点句については、なぜ無点だったのか、句を罵る??ことに・・・。
筑紫磐井から「俳句四季」が「豈」35周年の記事を載せて呉れると言っているので、最新の句会の写真を調達するように言われていたので、少人数ながら、「豈」としてはじつに珍しい集合写真を撮った(当ブログには愚生は撮る側なので写っていません)。
以下に、一人一句を挙げる。
夕暮の四隅あいまい青蜥蜴 羽村美和子
俳句の幻肢と馬体を洗うなり 川名つぎお
陽炎や梯子に足を掛けるとき 吉田香津代
―・―・・シホカラトンボ帰投せり 鈴木純一
幻影の雨呼ぶ酒瓶桜桃忌 福田葉子
金銀花ルネッサンスの澁谷村 早瀬恵子
妖として大森林のこもれ陽よ 岩波光大
ヒロシマ・ナガサキ・フクシマ・ニッポンされど母国よ 大井恒行
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