2017年2月11日土曜日

『二月の雲をそばにおきその体を叩きたい』(首くくり栲象・2月の庭劇場)・・



ここ二三日、愚生のブログへの首くくり栲象(二・三回彼について書いている)の記事へのアクセスが愚生のブログにしてはその数が急増している。
原因はよくわからないが、彼から2月の庭劇場の案内メールが届いたので、観に行かれる方があればと思い、以下に転記することにした。

さくねんの夏だ。富士の裾野の森にいた。間近ゆえ森の中ゆえ富士山は、木々に視界を阻まれて見えなかった。わたしはかって深いマグマから噴出したであろう溶岩に腰かけていた。蝉の群声は鞴の呼吸のような間あいで森のぜんたいに遊覧していた。巨大な雲も。

テイプルの上のコップに挿したる薔薇は、赤い花弁を垂らしている。その脇に小さな蝋燭が灯り、短い線香が一筋の煙をのぼらせている。いまこの庭劇場の庭で眺める雲は二月の雲。あの雲を間近におき、間近で叩けばさくねんの、過ぎた巨体な時間へと谺するだろうか。

●2月の開催日と開演時間

〇22日(水曜日)夜7時開演
〇23日(木曜日)夜7時開演
〇24日(休演)

〇25日(土曜日)夜7時開演
〇26日(日曜日)夜7時開演

開場は各々十五分前
〇雨天時も開催
〇料金→千円
〇場所→くにたち庭劇場
◎庭劇場までの道筋
中央線国立駅南口をでて大学通りの左側を一直線に歩き、二十分ほどで唯一の歩道橋に出ます。そを左折する。右側は国立高校の鉄柵で、鉄柵沿いに歩いて三分ほどで同高校の北門に到達します。その向かいの駐車場(赤い看板に白抜き文字で『関係者以外立入り禁止』の文字が目印です)に入って下さい。左奥で、木々の繁みにおおわれた、メッシュシートで囲まれた、平屋の中が庭劇場です。
>なお国立駅と向かい合っています南武線谷保駅からですと、谷保駅北口をでて国立駅方面へ大学通りを直進。七分ほどで唯一の歩道橋に着きます、こんどは右折し、以下国立駅からと同記述です。
  首くくり栲象 

電話090-8178-7216
メールアドレス kubikukuritakuzou.japon.kooi@ezweb.ne.jp
庭劇場:国立市東4-17-3
http://ranrantsushin.com/kubikukuri/keitai/




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