隔月最終土曜日は「豈」の東京句会(第126回)である。
以下に一人一句を・・
草は穂に廃村国道むら雀 川名つぎお
秋の空理由もないがやまびこ 小湊こぎく
すれ違うだけなのに白さるすべり 吉田香津代
金木犀戦ぎはじめるさびしい手 羽村美和子
沐浴の父に月光脆く差す 福田葉子
月山に月読男出でませり 早瀬恵子
曼珠沙華茎根凶変たなごごろ 照井三余
目覚めてはアルツハイマー〇の中 岩波光大
白秋の鳥いる朝のひかりかな 大井恒行
次回11月28日(土)は恒例の忘年句会(場所は従来の白金台いきいきプラザではなく、白金高輪「インドール」・・・(それまでには攝津幸彦記念賞も決まっているでしょう)。
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