絵・石飛公也、撮影・武藤幹↑
一昨日、6月21日(木)は記念すべき第180回遊句会(於:たい乃家)だった。会場の写真を撮り忘れたので、先日開催された展覧会の石飛公也の絵の写真を掲げることにした。
兼題は「袋掛」「アカシアの花」「鱚」。
以下に一人一句を挙させていただく。
袋掛け孫に産着(うぶぎ)を着せる如(ごと) 川島紘一
フクシマの桃よ怒りの袋掛 武藤 幹
ダボハゼが鱚の名代夕の浜 山田浩明
平成のアカシアの花散り急ぐ 植松隆一郎
名品を指ほこらしく袋掛け 石原友夫
大連にアカシア咲いて北帰行 渡辺 保
ふくぶくと胎児が躍るふくろがけ 春風亭昇吉
鱚が好き回文遊びに照れ笑い 中山よしこ
袋掛け恨めしそうに鳴くカラス 天畠良光
袋掛背伸びの乙女汗ひかり 石飛公也
初孫も袋掛けたやそのまんま 橋本 明
父釣りし鱚ねず銀に輝けり 山口美々子
『アカシアの花の蜂蜜』五千円 村上直樹
袋掛け背ナにふくらむ風のオルガン 大井恒行
★欠席投句・・・
金昏の夫婦あうんの袋掛 林 桂子
泣くラジオアカシアの花昭和歌謡 加藤智也
ふるふるとアカシアの花散り急ぐ 原島なほみ
次回第181回遊句会は7月19日。兼題は「裸足」「焼酎」「西日」。
☆閑話休題・・・
われらが遊句会では唯一の東大卒、若きホープの落語家・春風亭昇吉が、6月29日(金)国立演芸場(地下鉄。永田町駅、半蔵門駅より歩5分)で落語会を開く(昼は14時開演、夜は19時開演)。全席指定2500円(未就学児童は入場不可)。御用とお急ぎでない方は出非ご覧のほど、お願い奉り申し上げます。チケットはインターネット購入はチケットぴあ、電話購入は0570-02-9999、〈Pコード〉482-585、店頭購入はチケットぴあのお店、サークルK・サンクス、セブンイレブン。問い合わせは昇吉落語事務局(03-6432-5659)まで。
撮影・葛城綾呂 グミ↑
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