2019年12月1日日曜日

大井恒行「すみなすや紅葉あかりにチマ・チョゴリ」(「第21回朝鮮文化とふれあうつどい」於:府中公園)・・



 本日、第21回「朝鮮文化とふれあうつどい&フリーマーケット」(チマ・チョゴリ友の会/後援・東京都、府中市)於:府中公園が開催された。この集いが開かれているそばの府中市中央文化センターで愚生は働いている(シルバー人材センターの委託業務員)。好天にも恵まれて多くの人で賑わっていた。昼頃に、愚生の娘と婿と孫は、模擬店で昼食を済ませたらしい。文化センターにやってきて愚生に挨拶して帰って行った。チマ・チョゴリの会の人たちは、昨日から、中央文化センターの会議室を借りて、準備をしていた。本日は、控室として、舞踊や演奏のための着替えもしていた。
 野外の府中公園円形ステージでは「在日一世と家族の肖像写真展」も行われていた。開催主旨には、

  わたしたち”チマ・チョゴリ友の会”は、在日朝鮮・韓国人と日本人とが良き隣人であることを切に願います。これまで、「朝鮮文化とふれあうつどい&フリマ」や「ハングル講座」、「朝鮮料理教室」、「朝鮮学校訪問ツアー」などを手がけてきましたが、目的はいずれも隣人であるための出会いと交流でした。(中略)
 一枚の写真をとおして、在日一世の生涯に思いをはせることは、チマ・チョゴリ友の会の日本人メンバーにとっては、日本がかつて朝鮮を侵略、植民地としたことへの反省へのきっかけであり、社会を見すえるよすがとなります。

 とあり、また、

 若い在日四世のメンバーは、生きる希望を見つけにくい現在にあって、在日と日本人を問わず若い人への大きな勇気づけになるだろう、と言いました。

 ともあった。ともあれ、ますます、緊迫感のつのる東アジア情勢のなかで、ふたたびの核戦争への危惧が復活しつつあるような時勢に対し、そのなかで助長される差別や排除、あるいは、ナショナリズム。こうした交流の機会は、人同士の大切な何かを有していると思いたい。





南天の実(難を転じるという) ↑

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