本日、4月7日(木)は、府中市生涯学習センター第一期・春季「現代俳句講座」第一回だった。6月16日(木)第5回目までの講座で、終了予定である。12名の方々に参加していただいた。この講座を連続して受けられている方も多く、顔なじみの方がいらっしゃるのは、気心も知れてきてそれなりに、楽しみが生まれる。第一回目は、覚えの悪い愚生が、顔と名前を一致させるためと、それぞれの方々が、お互いに知り合いになって欲しいという意味もあって、初心者もそれなりのベテランの方にも、自己紹介俳句を作っていただくことにしている。選句はしないので、やむなく、愚生の句をブログタイトル「春盛りツネは老老介護かな」という自己紹介句を、皆さんと同じように、即吟で作った。
ともあれ、その自己紹介俳句を挙げておこう。名前を詠みこむこと以外はフリーである(順不同)。
濱筆治(はまふでじ)「筆で身を立て」親願う 濱 筆治
ちるさくら井上芳子愛おしむ 井上芳子
八十路越え井上治男春愁ひ 井上治男
寺の地に花は咲くのか春過ぎて 寺地千穂
久保田和代花吹雪に立ちつくす 久保田和代
卯の花や清水正之昼寝する 清水正之
高野には二度目の受講春うらら 高野公一
名は啓子夢追ひかけて花の山 中田啓子
杉の森竹や梅あり松一(ひとつ) 杦森松一
散る桜公園清掃壬生みつ子 壬生みつ子
浅間山清しき芽吹きを桂子訪(と)う 山川桂子
俳句読む泰地美智子春の風 泰地美智子
撮影・鈴木純一「義理欠いて花の下へと桜餅」↑
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