2014年4月20日日曜日

佐々木貴子「白木蓮空の古墳が疼きたる」・・・

                                         ショカッサイ↑ 
昨日、王子・北トピアで行われたLOTUS句会にお邪魔した。
上記の句は、欠席投句ながら、最高点を獲得した句である。
中七の「空」をクウと読むか、カラと読むか、ソラと読むかで大きく句の内容は変わってくる、というもっともな評が出されたが、はたして作者は、その「読み」を限定するべく書こうとしたのか、あるいは、ほとんど無意識にそのいずれかの読みで書いてしまったのかは明らかではない。句の成否はともかくとして、正確に読んでもらうのであればルビも必要であったかも知れない。それとも、それらのすべての読みを想定して、なお、いずれで読んでもらってもかまわないと放ったのか。愚生はソラの古墳がもっとも美しい光景のように思えたが、いずれにすても下五「疼きたる」は曖昧さを免れ難い。はたして如何に・・・
以下に句会参加者のみ一句ずつを挙げておこう。

     春の水かわいて春の残りけり         流ひさし
     
    
            枕火(まくらび)     
     透影(すきかげ)
     箸一膳(はしいちぜん)の立姿(たちすがた) 田沼泰彦

     冥婚の雨はオルガン地方より         九堂夜想
     
      
     夏影に
     比喩はこぼれて
     僂みけり                      酒巻英一郎

     はくれんのゆきてかえらぬひのうつわ    舟
     永遠はまがるものなりとろろ汁         高橋比呂子
     
    
          
            形而上学
     秘密明かせば

     蟻が死ぬ                      村田由美子

     呟きに巨人の天地鎮まらず           北野元生
     耳二つ塞ぎて赫き春の星            三枝桂子
     鳥風かその残月の風下は            大井恒行
                ポピー↓

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