昨日25日(木)午後7時からのプレバト・春の頂上「春光戦」cブロック(題は「きのこの山とたけのこの里」)に、我らが遊句会の仲間である春風亭昇吉が参戦した。結果は、夏井いつき大先生に惜しいといわれながら、最下位に沈んだ。これはこれで、これからが楽しみなのだが、そんなことより、TVプレバト春光戦参戦の前日、案内とともに届いたのは、真打昇進の知らせの披露だった。それによると、愚生の知らないところでの春風亭昇吉の落語家としての顔が伺える。その一端を以下に紹介したい。
それには、
昇吉くん!真打昇進おめでとう 学生時代は國枝くんと呼んでいました 東大の落語研究会は『落語辞典』を編集したり噺家の歴史や江戸文化を考証したりする”学究派”と扇子を持って人前で一席申し上げる”武闘派”に分かれます (中略)彼の特徴は とにかく噺の稽古が好きなことです 朝から一日中落語の稽古をしていてなお飽きないと言います それがカラ稽古 ムダ稽古に終わらないよう これからの成長を見守りたい思います (以下略)
東大落語会OB 山本 進
(前略)昇吉さんは 私が総長を務めていた二〇〇六年に第一回東京大学総長賞を受賞されました 全日本学生落語選手権での優勝及び高齢者施設や盲学校へのボランティア活動による社会貢献によるものです 知と志を十分に発揮した卓越した活動を評価しました(中略)これからも社会のために昇吉さんの能力を最大限に発揮してください(以下略)
第二十八代 東京大学総長 小宮山 宏
(前略)昇吉さんは 東大生に最も向かない職業と言われる落語家の道を選び 春風亭昇太師匠の下で 努力を重ねてこられました (中略)そして岡山のテレビ番組などで大活躍 常に気になる存在です ひょっとして向いている職業は知事だと思われるのではないかと ヒヤヒヤしていましたが これで安心して寝られます
どうか今のまま 落語の道を極めてください そしてふるさと岡山を愛する落語家として真打昇進を契機に さらにパワーアップして 笑顔と岡山を発信してほしいと思います
岡山県知事 伊原木 隆太
(前略)東大落研 國枝君の名前は学生時分から鳴り響いておりました 諸先輩の期待通り東大初の落語家となり 気象予報士の資格も取得 この人ならマスメディアを通じて大衆に支持されると思い ワタナベエンターテインメントに所属してもらいました (中略)そんんな昇吉さんもこれからはいよいよ真打です 本格派として落語界での伝説を作っていってもらえるものと思います
株式会社ワタナベエンターテインメント
代表取締役会長 吉田 正樹
(前略)東京大学卒という落語界としては迢変わり種です 一般の会社ならばこの経歴は仕事のプラスになることが多いのでしょうが プラスばかりではないのが芸人という不思議な世界に暮らす者の宿命です
これからも試行錯誤の連続だと思いますがそれでいいのです(中略)これからも春風亭昇吉という落語家のスタイルを模索していってもらいたいと願っています
この真打昇進がさらにその一歩を進めるきっかけになると確信しています どうぞ皆さまの益々のお引き立て頂けますよう伏してお願い申し上げます
公益社団法人 落語芸術協会 会長 春風亭 昇太
春風亭 昇吉
副会長 春風亭 柳橋
三笑亭 茶楽
三笑亭 夢太朗 (以下略)・・・参与・参事・相談役
最高顧問 桂 米丸
とあった。因みに、プレバト春光戦Cブロックの第一位は、東国原英夫「買い食いを叱られて来し末黒野(すぐろの)よ」だった。
芽夢野うのき「いっときの川音に聞く辛夷の芽」↑
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