本日は、隔月開催の第131回「豈」東京句会(於:白金台いきいきプラザ)がおこなわれた。
愚生は、諸事情許さず参加できなかったのだが、句会担当者より充実した句会だたっとの報告と高点句含めを参加各人の一人一句を送ってきていただいたので、以下に挙げておきたい。
順番にメロンの貌をする遊び 杉本青三郎
明け易き都市に羊が溢れたり 川名つぎお
熱帯魚コピーして水草のささやき 佐藤榮市
消えるまで時間をかける花火かな 鈴木純一
夕焼けに包帯をする男いて 山本敏倖
白ペンキ真夏のにおい深くなり 小湊こぎく
鬼やんま過去がわたしを追い越して 羽村美和子
六六魚(りくりくぎょ)無呼吸にテロ走る 早瀬恵子
雨の海モーゼと渡る馬齢して 岩波光大
夕涼み赤チンの膝揃へたる 堺谷真人
次回、第132回「豈」句会、9月24日(土)は、いつもの白金台いきいきプラザが取れなかったので、急遽、愚生の勤務先の「府中グリーンプラザ」(京王線府中駅北口からデッキを通り直結。電話・042-360-3311)第5会議室で行います(午後1時~5時)。大國魂神社も5分と近く、天然記念物指定の欅並木傍なので、都内、千葉などからは遠方なりますが、吟行がてら参集いただけたら幸いです。「豈」同人以外の方々も参加自由なので、気楽に覗いて下されば幸甚。ちなみに投句は雑詠3句です。
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