2018年5月27日日曜日

小町圭「青空と夏草のある現住所」(「豈」第142回句会)・・・


 
 昨日は、隔月開催の「豈」第142回句会だった。都合で、いつもの白金台ではなく、愚生の地元・ル・シーニュ6階・府中市民活動センタープラッツの第4会議室で行われた。今回は、「豈」同人以外の参加の方々も多く、多彩な句をみせていただいた。
 以下に一人一句を挙げておこう。

  白鷺の声より男こぼれ来て      羽村美和子
  籐椅子に邂逅といふ孤島かな      木本隆行
  河童忌やわれ十代の蔵書印       武藤 幹
     大國魂神社
  婚の儀の竜笛そよぐ五月かな      椿屋実梛
  蛇の讖(しん)双子は聴きて火を炊けり 笠原タカコ
  ひじき苅彳亍(てきちょく)として暗礁(いくり)かな 大熊九碼
  ぬれぎぬのままの手ざわり罌粟の花   杉本青三郎
  新じゃが煮えにくし世界見えにくし    渕上信子
  
  棚曇る
  空に知られぬ
  笑ひ積み               酒巻英一郎
  
  黒揚羽抱く白百合の黙秘かな     たなべきよみ
  夏空に非戦を誓うきりん犀       小町 圭
  風は木に木は風になる風の谷      大井恒行



      武蔵小金井「スイッチ」にて、左より武藤、たなべ、酒巻各氏↑

 句会の後、5階の茶店「オレンジ ブーツ」で一時間ほど有機ホットコーヒーでしばし歓談したあと、酒巻氏が愚息・龍彦の開店祝いを兼ねて「スイッチ」で飲むとのありがたい提案。府中駅から京王バスで武蔵小金井駅に移動した。



           撮影・葛城綾呂 カタバミ↑  
   
  

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