映画のチラシには「イントロダクション」として以下のように記してある。
東京の西のはずれ、まもなく古希を迎えようとしている男は、自宅の庭で毎日首を吊っている。
1960年代後半より身体表現をはじめた彼は、半世紀生きたことを契機に、チェーホフのワーニャ伯父に自身を重ねながら、日々の営みとして自宅の庭で首を吊り始めた。それから20年近くものあいだ、毎日のように首を吊ってきた。
本作の監督・堀江実は、彼の孤高の行為(アクション)に静かな衝撃を受けると、2014年12月の朔旦冬至より、ひとりきりで彼と対峙しながら撮影を開始した。1年以上にも及ぶ撮影を経て、当初の記録映像は、新鋭・藤田陽介の音楽と共鳴しながら、彼の身体の内側へと喰い込むような展開へと飛躍し、やがて、ドキュメンタリーとフィクションの垣根を超えた次元へと作品化していく・・・
愚生はと言えば、20歳代前半からのタク(首くくり栲象)さんとの付き合いだから、是非とも観に行きたいのだが、諸事情あって、行くと確約ができないのが残念だ。ただ一人でも多くの人に観てもらいたいとおもう。
以下には、今月9月の庭劇場の案内を転載する。
【9月の庭のご案内】
「台所の隅に置いてあるぬか床の樽 その中に大根 人参 かぶ きゅうりなどの野菜が隠れている
食べごろと見計らい 右手をぬかに挿入し 触れたもの引き上げる
きゅうりだ きゅうりには糠がたっぷりとついている それを左手で搾りおとす
この庭劇場の庭には 身を隠す場所が点在する
土を踏むわたしが足袋のその先に 繁みの中 ちんちん 鉦叩きが音をたてて隠れている 」
食べごろと見計らい 右手をぬかに挿入し 触れたもの引き上げる
きゅうりだ きゅうりには糠がたっぷりとついている それを左手で搾りおとす
この庭劇場の庭には 身を隠す場所が点在する
土を踏むわたしが足袋のその先に 繁みの中 ちんちん 鉦叩きが音をたてて隠れている 」
『かくれる』
●開催日と開演時間
〇9月28日(水曜日)夜8時開演
〇29日(木曜日)夜8開演
開場は各々十五分前
〇雨天時も開催
〇料金→千円
〇場所→くにたち庭劇場
◎庭劇場までの道筋
中央線国立駅南口をでて大学通りの左側を一直線に歩き、二十分ほどで唯一の歩道橋に出ます。そを左折する。右側は国立高校の鉄柵で、鉄柵沿いに歩いて三分ほどで同高校の北門に到達します。その向かいの駐車場(赤い看板に白抜き文字で『関係者以外立入り禁止』の文字が目印です)に入って下さい。左奥で、木々の繁みにおおわれた、メッシュシートで囲まれた、平屋の中が庭劇場です。
なお国立駅と向かい合っています南武線谷保駅からですと、谷保駅北口をでて国立駅方面へ大学通りを直進。七分ほどで唯一の歩道橋に着きます、こんどは右折し、以下国立駅からと同記述です。
首くくり栲象
電話090-8178-7216
メールアドレス kubikukuritakuzou.japon.kooi@ezweb.ne.jp
庭劇場:国立市東4-17-3
http://ranrantsushin.com/kubikukuri/keitai/
●開催日と開演時間
〇9月28日(水曜日)夜8時開演
〇29日(木曜日)夜8開演
開場は各々十五分前
〇雨天時も開催
〇料金→千円
〇場所→くにたち庭劇場
◎庭劇場までの道筋
中央線国立駅南口をでて大学通りの左側を一直線に歩き、二十分ほどで唯一の歩道橋に出ます。そを左折する。右側は国立高校の鉄柵で、鉄柵沿いに歩いて三分ほどで同高校の北門に到達します。その向かいの駐車場(赤い看板に白抜き文字で『関係者以外立入り禁止』の文字が目印です)に入って下さい。左奥で、木々の繁みにおおわれた、メッシュシートで囲まれた、平屋の中が庭劇場です。
なお国立駅と向かい合っています南武線谷保駅からですと、谷保駅北口をでて国立駅方面へ大学通りを直進。七分ほどで唯一の歩道橋に着きます、こんどは右折し、以下国立駅からと同記述です。
首くくり栲象
電話090-8178-7216
メールアドレス kubikukuritakuzou.japon.kooi@ezweb.ne.jp
庭劇場:国立市東4-17-3
http://ranrantsushin.com/kubikukuri/keitai/
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