1986年4月16日↑
十六日、A=M・ミエヴェル『マリアの本』+J=R・ゴダール『今日は、マリア』(六本木)
映像とパロールの献身者の現代正統マリア伝。句作りの連中も、少しはゴダールの攻めを見倣ふべし。
世紀末まで見附に記事なし梁燕 阿部鬼九男
*『黄山房日乗』へ35年後の剽窃譚・・・
4月16日(金)・・・曇
1984年に制作された映画、ジャン=リュック・ゴダール監督『こんにちは、マリア』(フランス・スイス・イギリス合作)とアニタ=マリー・ミエヴィル監督の短編映画『マリアの本』(フランス・スイス合作)の二部構成された作品の日本で付けられたタイトルが『ゴダールのマリア』だった。
句の「見附」は能舞台の前方にある動作の目標となる「見附柱」のことか。「梁燕」の読みは「はりつばめ」か「うつばりつばめ」か・・。いずれにしても家の梁に巣を作って子育て中の燕で、我が子を思う親の深い愛情のこと、謡曲にある「梁の燕に至るまで、子ゆゑ命を捨つるなり」に由来していよう。
鏡の間よりめぐらす春の黄金伝説 大井恒行
撮影・鈴木純一「しじゅうからっけつ土地金欲しいツピーツピー」↑
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