1986年4月22日↑
二十二日、J・ドラノア『サン・フィアクル殺人事件』旧作公開(新宿)J・ギャバンのメグレもの。
主題に変ずることの出来ぬ怪(け)。想像力の中で大切なのは否定の力だ。
天体を聞くは三年春をしぐれ 阿部鬼九男
*『黄山房日乗』へ35年後の剽窃譚・・・
4月22日(木)・・・晴
映画『サン・フィアクル殺人事件』(1959年制作、監督・ジャン・ドラノワ)は、ベルギーの作家ジョルジョ・シムノン原作のメグレ警視の映画化。フランスの名優ジャン・ギャバンが演じた。サスペンスミステリーの定番。
「天体を・・・」の句について、阿部鬼九男の脳裏には、病床にあった折笠美秋「天体やゆぶべ毛深きももすもも」があったかも知れない。
天体に差し入れし身や嘆き舟 大井恒行
撮影・鈴木純一「筍の先の緑は夢であったか」↑
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