1986年4月23日↑
二十三日、R・レンデル『身代りの樹』ついでに『マンダリンの囁き』 端渓社へ第二稿。
不整の体より少しづつリズムを引き出す。夜型を時折朝型に変更、朝四時半頃から仕事。騙しの遊戯(ジユ―)。
昧爽 木皮草根非望を舐る 阿部鬼九男
*『黄山房日乗』へ35年後の剽窃譚・・・
4月23日(金)・・・晴
ルース・レンデル(1930年2月17日~2015年5月2日)はイギリスの推理小説家。サスペンス『身代りの樹』(秋津和子訳)、『マンデリンの囁き』(吉野美恵子訳)はともに早川書房刊。代表作はウェクスフォード主任警部を主人公とするシリーズ。早川文庫の小池真理子の解説「R・レンデル—伝統的悲劇の演出家」によると、シリーズものではなく、ノンジャンル、つまり『身代りの樹』(英国推理作家協会賞シルヴァー・ダガー賞受賞)などに本領がある。「ルース・レンデルの一連の作品に対して「『息苦しい』『体調の悪い時は読まない方がいい』『読後感が悪すぎる』などの、いささか冷静さを欠く論評が数多く見受けられるのは、一ファンとしていつも残念に思っている」と記されている。
非望(じゆう)を抱きあかつきに眠る春 大井恒行
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