2022年12月15日木曜日

井上芳子「日記買う身を励まして五年もの」(第12回「きすげ句会」)・・

          


  本日、12月15日(木)は第12回「きすげ句会」(於:府中市生涯学習センター)だった。愚生の74歳の誕生日と重なり、サプライズでお花を頂戴した。兼題は「山茶花」+雑詠2句の計3句持ち寄りである。今回の句会は、特別に『安井浩司読本1 安井浩司による安井浩司』(金魚屋プレス日本版)を、愚生が選んだ天・地・人の句に一冊ずつ贈呈した。ともあれ、以下に一人一句を挙げ置ておこう。


  冬晴れの一筆書きの赤い雲        杦森松一

  オリオンの月押し上げて冬来たる     山川桂子

  冬晴の対馬の向う異国なり        井上芳子

  山茶花咲く隠れの島の天主堂       井上治男

  山茶花や初雪告げし母の声       久保田和代

  凍(しみ)る夜鍋つつきおり夜の宿    清水正之

  急ぎ足リュックにのぞく葱二本      高野芳一

  風冴えて梢にかかる昼の月        寺地千穂

  濡れ石を踏みて山茶花躙(にじ)り口   濱 筆治

  公園の清掃友の息白し         壬生みつ子 

  澄んだ空じっと見つめて流れ星     大庭久美子

  浮寝鳥ひかりのままに漂えり       大井恒行


 次回、1月19日(木)、第13回の句会の兼題は、正月らしく「初詣」である。



撮影・中西ひろ美「青空へ飛び去る鳥の群れを見つ片手で食べるパンに指あと」↑

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