2018年9月22日土曜日

千原櫻子「秋天に写す静脈の走り方」(第144回「豈」東京句会)・・



 本日は第144回「豈」東京句会(於:白金台いきいきプラザ)、午前中の雨も上がり、夕刻には秋の陽射しが戻っていた。初参加の方も交えて、「豈」の句会には珍しく、ブログタイトルの句に点が集中した。愚生はもちろんいつものように低空飛行である。
 次回は恒例の「豈」忘年句会だが、11月最終土曜日ではなく、都合により12月1日(土)(場所はインドール・白金高輪駅1分)に日時が変更されている。是非、多くの方々の参加をお待ちしている。
 ともあれ、一人一句を以下に挙げておこう。


  月に閃く一本の白曼珠沙華       吉田香津代
  にも拘はわらず振りむいて見る蛇の穴  笠原タカ子
  大夕焼振る手の先が暮れ残る      羽村美和子
  蜩や深い齢の樹に語る         小湊こぎく
  幻聴から秋蝶の逃れがたくあり     杉本青三郎
  樹液さだまり夏はぼくと遠のき     川名つぎお
  露ひとつ陰と陽とを含み落つ       山本敏倖
  星の道ブラックビートの葡萄かな     早瀬恵子
  辻占やころころのつぎもころころ     千原櫻子
  顔認証拒むアイフォーン秋の朝     伊藤左知子
  幽霊の寝言華麗なプロポーズ       小町 圭
  大怒(だいど)いま祖国にありや平成尽く 大井恒行
  

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