今日は、台風12号接近中の白金台いきいきプラザに於て、隔月開催の「豈」第143回東京句会が行わた。夕刻には風雨一層強くなるとの予報だったので、進行はいつもの倍ほどのスピードで早めの切り上げだった。参加者の方も、台風には勝てず、7名と少なかったが、それでも「豈」以外の新人の参加があって充実した会となった。愚生が一番年長?・・・雑誌「豈」の方はもう38周年(秋口には刊行予定)で、まさに少年老い易くの心境だった。
ともあれ、一人一句を以下に記しておきたい。
刺身買ふつもりが金魚買うて帰る 渕上信子
月退(の)
ける蔓のありけり青瓢 千原櫻子
火星接近海月の触手伸びはじめ 羽村美和子
草いきれ手の付けられない純情 杉本青三郎
骨うすき脚を半跏に端居かな 堺谷真人
扇子屋の保一(ぽいち)
と呼ばれ弟よ 早瀬恵子
墨書は「死民」暗黒の満つ力石(ちからいし) 大井恒行
撮影・葛城綾呂 アブラゼミの羽化↑
この度は句会に参加させていただきありがとうございました。
返信削除初めての本格的な句座への参加でとても緊張しておりましたが
みなさん温かく迎えてくださり緊張しつつも楽しい時間を過ごせ、
とても勉強になりました。
次回もどうぞよろしくお願い致します。
櫻子
風雨はげしきなか、出席いただき、ありがとうございました。お蔭で、活気がでました。
返信削除今後ともよろしくお願いしなす。 大井 拝