2018年4月28日土曜日

石飛公也「薄闇に再びの華落椿」(「前田勝己 アート・花浪漫Ⅲ」より)・・・



                前田勝己氏↑

 前田勝己展「深雪アートフラワー/アート。花浪漫Ⅲ」、東京交通会館ギャラリー「パールルーム」(4月23日~28日)、本日最終日にやっとうかがうことができた。その見事さは、遊句会の仲間から知らされていたのだが、愚生の想像をはるかにしのいでいた。リアルを超えた美しさがあった。案内状に協賛・遊句会とあるが、それは、それぞれの花の題に、それぞれ句をつけさせていただいたことによる。「華やかに、麗しく、凛として。布花」とあるように、全ては布に彩色されて創造されている。すべての絵は紹介しきれないが、花に添えられた遊句会の一人一句を以下に挙げておこう。


          

                                                     
  
                       

                                                  

                           
   
   
        山茶花や子規臥せし庭小さかり      渡辺呆人
  薄闇に再びの華落椿           石飛公也
  白木槿昼間の君ははしゃぎ過ぎ      山田浩明
  地母神の乳房千尋や藤の花        石川耕治
  花菖蒲が自慢もせずに咲いている     村上直樹 
  あじさいの海を見下ろす海のいろ    植松隆一郎
  火の酒でカサブランカの蝶となり   たなべきよみ
  日に二便シャトルバス来る花野かな    加藤智也
  鉄線花一生治らぬ浮気癖         石原友夫
  向日葵や天日さんさんVACATiON     川島紘一
  葛咲くや北のホテルも雨の中       武藤 幹
  曼珠沙華此岸に映ろふ母の紅       橋本 明
  残照に宝石のごと山葡萄        中山よしこ
  幼子の笑顔手を振る実南天       春風亭昇吉
  蓮の花ほのかや老人に少年に       大井恒行




          撮影・葛城綾呂 ハゴロモジャスミン↑

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