1986年5月19日↑
十九日、月曜句会秋田宅(菊名)E・コザリンスキー『ジャン・コクトー、知られざる男の自画像』(渋谷)
コラージュ風な構成、語りすぎるJCのナレーション。そして、「攻撃性を喪失した芸術は、・・・」の言葉、今や浮く。
(後世への日雀)フェニクソロジーを毟る 阿部鬼九男
*『黄山房日乗』へ35年後の剽窃譚・・・
5月19日(水)・・・曇のち雨
月曜句会秋田宅(菊名)は、TerrA'同人の秋田博子宅。(菊名)はJR横浜線と東急東横線が連絡する菊名駅。
『ジャン・コクトー 知られざる男の自画像』、映画の解説によると、1963年に没したジャン・コクトーの人生と仕事について、本人が遺したことばを基にコラージュしたドキュメント形式の作品。監督脚本はアルゼンチン生まれのエドガルド・コザンリスキー。1983年制作。配給は(渋谷)のユーロスペースで、この年の5月10日に公開されている。
句中の「フェニクソロジー」は、コクトーの「芸術家は死んで蘇らなければならない」(不死鳥術)という意のようだ。
美女と野獣も恐るべき親も不死の日雀 大井恒行
撮影・鈴木純一「オペラ座の蠅は科白がなしで死ぬ」↑
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