1986年5月29日↑
ニ十九日、モスクワ放送交響楽団『ペトルーシカ』ほか二曲(三軒茶屋)六月の旅地名採取。
関節技が有効なのは、俳句が定型であるためだが、その関節をひとつ外すと“吊し“の問題が生ずる。
魚気御慶南海に言語は目覚め 阿部鬼九男
*『黄山房日乗』へ35年後の剽窃譚・・・
5月29日(土)・・・晴
モスクワ交響楽団は1930年設立、ソ連邦崩壊後は「チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ」と称されている。「『ペトル―シカ』ほか二曲」は、ストランヴィンスキーのバレエ曲だとすれば、ほか二曲は「火の鳥」と「春の祭典」か。ペトルーシュカはロシア版ピノキオと言われているらしい。
句中の「魚気」の読みは「さかなっけ」「うおき」?、「ぎょき」ならば、その音韻から、「魚期(ぎょき)」、「御慶(ぎょけい)」も「魚形(ぎょけい)」に通じるかも? ならば南海もありえよう。
南凕の中に占う言語あり 大井恒行
撮影・芽夢野うのき「金魚の夜さあ水中でジルバを踊ろうくるしくなったら飛び出して」↑
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