1986年5月22日↑
二十二日、端渓社へ第五稿。黒田寛一『ゴルバチョフ架空会談』竹田青嗣『陽水の快楽』
古傑クロカンのはき出す政治戯画浮き、気鋭竹田のおのれをからめる欲望論溶ける。
角矯めてわれは存在八重葎 阿部鬼九男
*『黄山房日乗』へ35年後の剽窃譚・・・
5月22日(土)・・・曇り一時雨
『ゴルバチョフ架空対談』(こぶし書房)は冒頭から、1985年5月12日に、ゴルバチョフのアパートの一室で、という設定で始まる架空の対談で、「イブ・モンタンVSゴルバチョフ」と同じように、鄧小平、ミッテラン、レーガン、ロマノフとの連続対談を収録。他に「ゴルバチョフの真夏の夜の夢」「毛沢東—アンドロポフの激論」「ゴルバチョフの独り言」を収載。
竹田青嗣『陽水の快楽』(河出書房新社)は、「陽水の快楽ーロマン的憧憬と挫折」、「陽水の眩暈ーエロス的世界の体験」の二章から成る井上陽水論である。
蒼い夜のダンスにふりまくライトビール 大井恒行
撮影・鈴木純一「下野や傘の持主あらはれず」↑
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